PRPクマ治療とは?仕組みと効果や注意点を解説
2024.12.26
PRP注射でクマ治療できるのはご存知ですか?
これまでクマ改善のために、セルフケアを頑張ったり医療機関に相談したりしたけど一向に良くならなかった方もいるでしょう。
しかし、肌再生医療のPRP注射なら、長年悩み続けたクマが改善する可能性があります。
本記事では、PRP注射でクマを改善できる仕組みや効果を解説します。
事前に知っておくべき注意点も載せていますので、ぜひ最後までご覧ください。
再生医療の一つ、PRP注射の特徴と仕組みを解説します。
PRPとは血液の中の血小板を多く含む多血小板血漿のことを指し、その成分を美容医療に応用した肌再生医療がPRP注射です。
血小板を活用した治療は様々な効果が期待でき、対処療法とは異なるメリットがあります。
即効性のあるヒアルロン酸注入との違いも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
PRP注射は、自身の血液に含まれる血小板の成長因子に着目した治療法です。
血小板には血を止める役割(止血作用)があるのはよく知られていますが、実は傷を治す修復作用もあります。
その修復過程で、EGF(上皮成長因子)や、FGF(線維芽細胞成長因子)といった様々な成長因子を放出するのが特徴です。
成長因子の働きを利用することで、肌組織の修復・再生やコラーゲンの生成促進が可能です。
その結果、肌の若返りやクマ改善に効果を発揮します。
PRP注射で気になる部分に血小板を注入し、肌内部から若返りを実現できます。
血小板に含まれる成長因子は肌細胞そのものを増やし、自然治癒力と組織再生力といった細胞の重要な働きを活性化する役割を担います。
そのため、年齢や肌の状態に関わらず肌内部で再生が行われ、くぼんでいた部分にハリが出てみずみずしい弾力のある肌へと変わっていく様子を実感できるのがPRP注射の特徴です。
根本治療なので、クマ・たるみ・シワなどあらゆる肌の悩みに対応できる治療法といえます。
美容医療で代表的なヒアルロン酸注入は、注入後が最も効果を感じられる治療法です。
くぼみが気になる部分のボリュームを出したい時に活用される治療法ですが、時間の経過とともにヒアルロン酸は体内へ吸収されてしまうため定期的に注入しなければいけません。
また、ヒアルロン酸は粒子が大きいため塞栓症を引き起こすリスクや、注入する分量によって凸凹しやすいデメリットがあります。
一方で、PRP注射は自身の血小板を使用し時間をかけて肌がふっくらしていくので、自然なボリュームアップが可能です。
徐々に変化を実感できる治療法なので、周りに気付かれず治療を受けたい方にも適しています。
PRP注射は、クマをはじめ目元のあらゆるエイジングケアに効果があるといわれています。
血小板を気になる部分へ注入すると、本来人が持つ自然治癒力や再生力が最大限に引き出され肌の若返りが可能です。
若々しい目元へと近づく過程で得られる効果について、解説していきます。
PRP注射によるクマ治療は、メラニン色素の生成を抑制する効果があります。
クマは紫外線によるメラニン色素の沈着や血行不良、脂肪の蓄積などが原因で起こる肌トラブルです。
寝不足や不規則な生活から一時的にクマができるケースもありますが、加齢や生活習慣などからクマが定着している場合が大半を占めます。
血小板に含まれる成長因子が肌のターンオーバーを助け、メラニン色素の生成を抑制、排出を促進する効果によりクマは薄くなっていきます。
加齢や生活習慣によりたるんだ皮膚や、痩せてしまった目元にハリを与えることが可能です。
年齢を重ねるごとにコラーゲンが減少した皮膚はへこみやくぼみが気になり、老けた印象を与えます。
PRPを注入し皮膚の自己再生能力を高めることで、肌の引き締め効果やみずみずしくふっくらとした肌を取り戻す効果が期待できます。
血管が透けて見える青クマや、目の下の皮膚から眼輪筋が透けて見える赤クマを薄くするのにPRP治療は有効です。
PRPを使用した治療法は、肌が本来持つ再生力を最大限に引き出します。
PRP注入で細胞の活動が活発になり、組織を修復・再生する過程でコラーゲンの生成を促進します。
コラーゲンが増加した肌は、乱れていたターンオーバーが規則正しくなりハリや潤いを取り戻すことが可能です。
加齢や生活習慣によりできてしまったクマやシワ、たるみなどを改善し、生まれ持った顔の特徴を活かしつつ自然で若々しい肌を取り戻せます。
PRP注射におけるクマ治療の注意点を解説します。
PRP注射は誰でも受けられる治療法ではないため、自分の状況を把握しておく必要があります。
実際の治療でアクシデントが発生した際、慌てないよう解説する内容を抑えておいてください。
ただし、必ず医療機関で詳細の説明を受けた上で治療を受けましょう。
PRP注射は年齢や肌の状態に関係なく受けられるものですが、治療を避けるべき状況が存在します。
以下の項目に当てはまる方は、医師へ相談し治療を受けられるか判断を仰ぎましょう。
PRP注射はメスを使用しない治療法のため、体への負担は少なくダウンタイムが短い治療法といわれています。
注入した箇所に異常が無ければ、治療を行った翌日から洗顔・メイクは可能です。
ただし、術後1カ月は注入部位を強くこすったり、圧迫したりと刺激を与えるのは避けてください。
基本的にダウンタイム中は家で安静にすることによって、リスクを最小限に抑えられます。
治療を希望する方は、ダウンタイムを想定しスケジュールを組みましょう。
PRP注射は安全の高い治療法ですが、リスクはゼロではありません。
注入直後は注射した部位が凸凹していたり、針の痕が残ったりする可能性があります。
また、内出血や腫れ、かゆみ、痛みなどの副作用が生じることもありますが、数日程度で収まるでしょう。
症状が落ち着かない場合は、治療を受けたクリニックへすぐに相談してください。
再生医療は効果的な治療であるものの、効果は個人差があることを理解した上で治療を受けましょう。
再生医療のパイオニアである、フォーシーズンズ美容皮膚科のPRPクマ治療を解説します。
フォーシーズンズ美容皮膚科は、PRP治療の元祖と呼ばれ豊富な実績を持っています。
その理由は、品質のこだわりや確かな技術力があるためです。
その特徴について詳しく見ていきましょう。
フォーシーズンズ美容皮膚科のPRPクマ治療は、患者自身の高品質な血小板のみを使用し不純物を入れていないのが特徴です。
コラーゲンや危険なFGFなどの化学混入物の組み合わせは行っていないため、副作用やアレルギーなどの心配がなく安心して治療を受けられます。
治療によって10年前の若かりし頃の肌を取り戻し、今と変わらず10年先も続く肌を目指しているので治療後の加齢スピードにまで着目しています。
PRP治療は1クールだけでも効果が持続し、定期的に治療が必要なものとは異なるので結果的に費用が安く済むといったメリットもあります。
フォーシーズンズ美容皮膚科のPRPクマ治療における特徴は、後遺症が起こりにくい点です。
前述のとおり、不純物が入っていないため膨れすぎ・しこりなど後遺症の心配はほとんどありません。
どうしても後遺症が気になる方は、PRP注入量の調整が可能です。
ヒアルロン酸やボトックスのように体内に吸収されて効果が薄れるものと異なり、定期的に注射を打ち続けなければいけない負担がないのもメリットです。
高品質な血小板のみを使用するのですぐに効果は感じにくい治療法ですが、時間をかけながらじっくりと肌が若返る様子を体感できます。
クマ改善に有効なPRP治療の仕組みや効果について解説しました。
PRP治療はすぐに変化を感じられませんが、時間をかけて細胞から肌そのものを変えていく根本治療なので元に戻ってしまう心配はありません。
そのため、何度も継続的に治療を受け続ける対処療法とは異なります。
PRP治療はクマ以外の肌トラブルを改善するのにも有効な手段なので、複数の悩みを抱えている方にぴったりです。
治療の相談は、本記事で紹介したフォーシーズンズ美容皮膚科までどうぞ。
過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。
▼勤務経験
神戸大学病院皮膚科
神戸西市民病院皮膚科
兵庫県立加古川医療センター皮膚科
東神戸病院皮膚科
フォーシーズンズ美容皮膚科
クリニック名 | フォーシーズンズ美容皮膚科 |
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住所 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目10−30 アトレ竹芝タワー棟3F |
診療科目 | 美容皮膚科|美容外科|レーザー治療|医療脱毛 肌再生医療|美容形成外科|皮膚科|メディカルエステ |
TEL | 03-6803-4908 |
FAX | 03-6803-4907 |
定休日 | 12/31~1/2 |
URL | https://tokyo.four-seasons.jp/ |
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