スキンケア

スキンケアの鉄則は、「こすらず」「やさしく」です。肌にとっては、こする、たたく、引っ張るケアは刺激となってしまいます。また、紫外線も刺激の一つです。紫外線は年間通して降り注いでいますので、毎日のUVケアも欠かせません。

さらには化粧品選びも重要です。しみやたるみに悩んでいる場合には、肌のハリを促す成分が配合されているものを選びましょう。ハリを促す成分で代表的なものは、ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体、ペプチド、レチノールなどがあります。

生活習慣

生活習慣で肌のために特に意識したいのは、食事と睡眠です。食事では、身体を錆びつかせて老化を促進する「活性酸素」を増やさないことが重要になります。抗酸化作用を持つビタミンA・C・Eを十分摂取したり、活性酸素を増やす添加物や油を控えたりする工夫が必要です。

また、美肌を維持する「成長ホルモン」は睡眠中に分泌されるため、睡眠の質を上げることもしみ・たるみ予防につながります。寝具や室温など睡眠環境を見直してみてはいかがでしょうか。

老化を促進させる物質「AGE」

日本語では「糖化最終生成物」「終末糖化産物」などと訳されるAGEは、糖化によって作り出される物質です。強い毒性があり、体内に蓄積すると様々な老化現象や病気を引き起こします。AGEの皮膚への影響は、以下が挙げられます。

• しわ：コラーゲン繊維が破壊され、肌のはりが失われる。
• しみやくすみ：老廃物が肌細胞に定着し肌に残る。

AGEを増やさないためには、以下のような生活習慣の見直し・改善が有効です。

・糖分を控える
糖化のもとを体内に取り込まない。

・調理方法の工夫
食品中のAGE含有量を減らす。（「揚げる」より「焼く」、「焼く」より「ゆでる」）

・食べ合わせの工夫
食べ合わせることでAGEの吸収を抑える効果がある食材（きのこ類、ブロッコリーなど）を取り入れる。

・食後の有酸素運動
血糖値が急上昇する食後30分～1時間で行う。

・食事以外のAGE発生要因を抑える
飲酒や喫煙をしないことや、睡眠不足・ストレスの解消につとめる。

しみ・たるみ対策には、生活改善と並行して美容皮膚科クリニックでの治療が効果的です。東京のフォーシーズンズ美容皮膚科クリニックでは、年齢や肌の状態、しわ・たるみの種類に合わせて、「幹細胞治療」「PRP肌再生治療」「ACRS療法」といった肌再生治療でアプローチしています。しみ・たるみにお悩みで美容皮膚科クリニックでの治療を検討しているという方は、ぜひチェックしてみてください。