目の下のくぼみができる原因

・皮下脂肪の減少

加齢に伴う老化によって、目の周りにある皮下脂肪も落ちていきます。脂肪の量が減るとこれまで脂肪に覆われていた部分が浮き彫りになり、くぼみができやすくなるのです。また、加齢以外の理由で体重が大きく減少するケースもあり、皮下脂肪が不足してくぼみを作る原因になります。

・筋肉の衰え

筋肉の衰えの主な要因は加齢ですが、瞬きの回数も関係している可能性があります。パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使用しているうちに、瞬きの回数が減ってしまうケースも少なくありません。瞬きしないことで目の周りの筋肉が使われない状態になり、徐々に衰えてしまうといわれています。瞬きは血流やリンパの流れを良くする働きも担っており、流れが滞ると筋肉がより凝り固まりやすくなります。

・コラーゲンの減少

皮膚には表皮の内側に真皮という部位があります。真皮は皮膚の本体といえる組織で、その大部分を占めるのがコラーゲンです。コラーゲン同士が結び付くことで、弾力やハリが保たれます。

私たちの身体の中にはコラーゲンを作るための細胞があります。加齢や乾燥、紫外線などの影響によって生成機能が落ちるとコラーゲンが不足し、目の下のくぼみを作ってしまうのです。

セルフケアで目の下のくぼみ対策！

目の下のくぼみ対策として、日々のセルフケアが挙げられます。

・目の周りを温めてマッサージする

蒸しタオルなどで目の周りを温めると、滞っていた血流を促す効果が期待できます。さらに、マッサージも行いましょう。マッサージを行うときはオイルやクリームを使用し、肌への摩擦を抑えることがポイントです。指の腹で目頭や眉頭、こめかみなどを優しく押しながら、目の周りにある筋肉をほぐしていきましょう。

・保湿する

乾燥しやすい目の周りは保湿が欠かせません。いつものスキンケアに、アイクリームや目元用パックなどを追加するのがおすすめです。保湿効果が高い成分としては、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミド・ビタミンCなどが挙げられます。

ただし、使い心地や肌に合う・合わないなどがあります。違和感を覚えた際は使用を中止しましょう。

・筋肉を鍛える

目の下の筋肉は、普段の生活で動かすことがほとんどありません。意識的に動かすことで筋肉を鍛えられます。例えば、ウインクは手軽に行える方法です。最初は10～20回程度、慣れてきたら回数を増やしていきましょう。

目の下のくぼみ対策として、クリニックで施術を受ける方法もおすすめです。くぼみの他、たるみ、クマ、小顔・顔痩せ、シミ、シワなど、美容に関する様々な悩みを相談することができます。セルフケアに限界を感じたら、信頼できるプロの力も取り入れてみませんか。