ダウンタイム中は安静に過ごすことが重要！

個人差はあるものの、治療を受けた後は赤みや腫れ、内出血などの症状が出やすいです。これらの症状が落ち着き、通常の生活を送れるようになるまでには、ある程度の期間を要します。この期間がダウンタイムです。

ダウンタイム中は症状が悪化しないようNG行動を避けて、できるだけ安静に過ごすことが大切なポイントになります。

ダウンタイム中に避けたいこと・してはいけないこと

ダウンタイム中の過ごし方として、避けたいことがいくつかあります。

・激しい運動・長時間の入浴など

ダウンタイムの症状が出ている間は血行が良くなることで、痛みや腫れ、むくみなどが悪化するおそれがあります。ランニングや筋トレなどの激しい運動は避け、入浴もシャワーで済ませるようにしましょう。

また、海やプールは水中に細菌が多く、化膿や感染症のおそれがあります。化膿などのリスクを回避するためにも、遊泳などは控えてください。

・飲酒・喫煙

アルコールによって血管が拡張し、血流が促進されると炎症の悪化が懸念されます。一方、喫煙は血管を収縮させるため血流が悪くなり、炎症が収まりにくくなります。そのため、ダウンタイム中は飲酒と喫煙どちらも避けたほうが賢明です。

・辛い食べ物

辛いものを食べると血流が促進されて発汗しやすくなり、炎症が長引いてしまいます。また、辛さを中和しようと水分を摂取し過ぎることで、むくみや腫れを長引かせてしまう可能性もあるため注意しましょう。

・過度な睡眠

ダウンタイム中は安静に過ごすことが大切ですが、過度な睡眠は逆効果です。寝過ぎるとかえって身体がむくんでしまい、ダウンタイムが長引く原因になるのです。適度な睡眠を心がけましょう。

・患部への刺激

施術後の患部は普段以上にデリケートな状態です。そのため、擦ったり触ったりしてはいけません。施術後すぐにメイクができる場合もありますが、できるだけ避けたほうが安心です。また、施術後は乾燥しやすいため、低刺激の保湿剤などを使ってしっかりと保湿しましょう。紫外線も大きな刺激を与えることから、紫外線対策が欠かせません。

ダウンタイム中の過ごし方を意識することで、症状を最小限に抑えたり、期間が早まったりする可能性がグッと高まります。「自分に合った過ごし方が知りたい」「いつも使っている基礎化粧品や日焼け止めでケアしていいの？」といった疑問をお持ちの際は、医師に相談してみましょう。