姿勢をよくする

背中を丸めた猫背や肩が前方に出ている巻き肩は、あごや首にたるみが出やすくなるので、太っていなくても二重あごに見えやすくなってしまいます。まずは体幹を地面と垂直にして、耳と肩の位置が直線状になるように、まっすぐ立つことを心掛けて姿勢をよくすることが大切です。椅子に腰かけている際にも、お尻から頭までまっすぐになるように姿勢を整えます。

次に肩を引いて、肩の位置が鎖骨と一直線になるようにすると、それだけで自然に二重あごが解消してしまうことも少なくありません。正しい姿勢を保つことで、背筋や大腿筋などの大きな筋肉を効果的に動かすことができるようになり、二重あご以外にも全身によい影響を与えます。

顔の筋肉を使うようにする

肩から頭部にかけては大小様々な筋肉があり、複雑に影響しあっています。表情を作る筋肉や咀嚼をする筋肉などを鍛えることで、あご周辺の筋肉も鍛えられます。顔の筋肉を鍛えるためには次のような習慣が効果的です。

• 食事はひと口20～30回噛む
• 話すときには、口をしっかり動かしてハッキリと発音する
• 口角を上げて笑う
• 表情筋を動かすエクササイズをする

循環をよくする

あごの周辺には数多くのリンパ節があり、循環が悪くなるとリンパの流れが滞り、むくんだ印象を与えます。スキンケアをする際に、リンパ節のマッサージをするのがおすすめです。マッサージとはいっても、強く擦るとお肌にダメージを与えてしまいますので、マッサージオイルを使用してそっと行いましょう。

二重あごは何でできているの？

二重あごになるのは、皮下脂肪が溜まって形成される場合と、頬からあごにかけての皮膚がたるむことで形成される場合、リンパの流れが滞ってむくんで形成される場合の3つのパターンがあります。

パターンによって二重あごになった原因や対処方法が異なりますので、まずはどのタイプに当てはまるのかを知ることが大切です。

二重あごの解消には以下の対策がおすすめです。自分に合ったものを試してみましょう。

表情筋などの筋トレとエアロビクス

皮下脂肪と皮膚のたるみの二重あご解消には、まずは筋肉を鍛えましょう。表情筋を中心に首から肩や背中までの筋肉を鍛えるつもりで行うと効果的です。

リンパマッサージ

リンパの流れが滞ってむくんでいるタイプの二重あごには、リンパマッサージがおすすめです。リンパの流れは狭い範囲だけ改善しても、その先に流れていきません。鎖骨まで流してあげることが大切です。

肌への刺激を最小限にするためにマッサージオイルを塗ってから、顔の中心から耳側に向かって優しくマッサージし、次に耳の下から首を通って、鎖骨までマッサージします。

美容外科クリニックに相談

筋トレの時間が取れない方やセルフでは続けられないという方は、美容外科クリニックがおすすめです。美容外科クリニックには、部分痩せメニューやむくみを解消するメニューがあり、二重あごに対処できます。フェイスラインを整えるメニューもありますので、まずは銀座のフォーシーズンズ美容皮膚科クリニックにご相談ください。